猫だってストレス!?
こんにちは😃
湖南市のペットシッターまほろの加藤です。

仕事が忙しいとき、もうちょっと寝たいのに起きないといけないとき、家事でバタバタ…
そんな時「いいなぁ〜お前は…」なんて横目で見ながら呟くことはありませんか?わたしはあります 笑
ストレスなんて無いんだろうな、と思いがちですが、猫ちゃんにだってストレスはあるんです。
むしろ猫はストレスを感じやすい動物であることをご存じでしょうか?
目に見えないストレスに対しては、どのように対処すべきか分からない点も多いのではないかと思います。
そこで今回は、猫の主なストレス要因を5つ紹介したうえで、解消法についてお伝えします。
目次
- ○ 猫のストレスを見逃さない5つのポイント
- ・①ごはんを食べない
- ・②病気や体調が悪くなる
- ・③過剰すぎるグルーミングや自傷行為
- ・④粗相
- ・⑤普段以上に夜中に鳴いたり暴れたり
- ○ ストレスの原因
- ○ できる限りのストレス対策を
猫のストレスを見逃さない5つのポイント
「猫もストレスを感じるの?」
「言葉が話せないから、猫のストレスを理解するのはすごく大変そう・・・」
飼い主としての責任を果たし、ご自身のペットをしっかり育てるには、やはりストレスを見逃さずにケアしたいものです。猫はストレスがたまってくると、言葉こそ話せるわけではありませんが、しっかりと意思を主張してきます。
猫のストレスを見逃さないために、ストレスを抱えた猫が起こしがちな行動を知っておきましょう。
①ごはんを食べない
人間と同じように、猫もストレスがたまると、食欲がなくなり、ごはんをあまり食べなくなったり、水を飲まなくなったりしてしまうことがあります。
また、ストレスが原因で病気を発症してしまい、その結果食欲不振になっていることもあり、時には、24時間以上餌を食べないこともあります。
例えば、ごはんを食べなくなったときに、以下のような要因があれば猫が大きなストレスを感じているかもしれません。
・引っ越しや部屋の移動、使用しているグッズの変更など、猫にとっての環境が大きく変わった
・新たな家族が増えた(逆に減った)
・同じ家で他の動物を新たに飼い始めた
・動物病院へ通院・入院・お預かり
②病気や体調が悪くなる
ストレスを抱えた猫は、ストレスがそのまま体調に反映されてしまうことがあります。
例えば、ストレスで胃腸の動きが乱れることから吐いてしまったり、便秘になってしまう、という症状です。一過性の嘔吐や便秘は猫によくみられる症状ですが、長く続くときや症状が明らかに普段と異なる場合には、早急に動物病院を受診すべきです。
猫のストレスが起因するとされる代表的な病気に下部尿路疾患の「特発性膀胱炎」があります。
③過剰すぎるグルーミングや自傷行為
そもそもグルーミングには、毛並みをそろえるほかに、気持ちを落ち着かせる役割があります。猫が何度も何度も繰り返してグルーミングをしているときは、何とかして気分を落ち着かせようとしている場合もあります。
「過剰な」ということの目安としては「猫の体毛が抜けてしまうほど」です。
また、過剰なグルーミングは、特定の箇所を集中してグルーミングするという特徴があります。
過剰なグルーミングがエスカレートすると、手足や尻尾を噛むといった自傷行為に発展してしまうこともあります。舐めたり噛んだりしてしまうことで湿疹や皮膚炎の原因になってしまうこともあります。また、手足を舐めるばかりではなく、布・ひも・ビニールなどを食べてしまう誤食ケースもあり注意が必要です。
なお、過剰なグルーミングを行う場合、必ずしもストレスが要因とは限りません。他に、皮膚病やアレルギーの発症などの可能性もあります。
④粗相
通常、猫は決まった場所でトイレをしますが、ストレスが溜まっているとトイレ以外の場所で粗相をするようになってしまいます。高齢猫の場合、痴ほうや足腰の病気の可能性もありますが、健康な成猫が粗相を繰り返す場合はストレスによるものの可能性が考えられます。猫下部尿路疾患とストレス性疾患は区別が難しいため、獣医師に相談しましょう。
⑤普段以上に夜中に鳴いたり暴れたり
通常よりも激しく鳴いたり、走り回ったりするときも、ストレスが溜まっている可能性があります。夜中によくみられることが多いです。
成猫の場合、有り余ったパワーを発散するために走り回るといわれています。
また、高齢猫の場合には、痴ほうや自分自身の体調の変化の不安などから、夜鳴きをするようになるといわれています。
ストレスの原因
引っ越しで死亡した例もあるほど、猫は環境の変化が大の苦手です。慣れ親しんだ家から、自分の匂いも飼い主さんの匂いもしない新しい家に移り住むことは、猫にとっては最大級のストレスとなってしまいます。
犬は人に懐き、猫は家に懐く、といわれているように、猫にとっての住み慣れた環境というのはとても大切なことです。
環境の変化という意味では、「部屋の模様替え」「大きな家具や家電を買う」「自分のトイレや寝場所の位置が変わる」「工事などの大きな音がする」「留守番することが増えた」などもストレスの原因になります。
一方、自分の知らない人や動物に遭遇したり、一緒に暮らしたりすることも猫にとっては大きなストレス。「新しい犬や猫を飼い始めた」「野良犬や野良猫が家の近くに来るようになった」「飼い主の結婚や出産で同居人が増えた」「お客さんや業者が長時間家にいる」など、気の休まらない状態が続くと黄色信号が点滅するので、このような時は注意が必要です。
できる限りのストレス対策を
ストレス対策としては、猫ちゃんを第一に考えることが大切です。
引っ越しの際は、家具の買い替えは控え、新居はなるべく以前と同じレイアウトにする、トイレの砂は猫の匂いがついた使用済みのものを持っていく、猫の寝床・エサ入れ・トイレは近いところに配置するなど…
なかなか簡単なことではありませんので、猫を飼う前に、一度、引越しの予定がないかも考えると良いと思います。
工事などの大きな音が聞こえる、同居人が増えたり、知らない人が家にいるといった時の対策としては、猫が好きな狭いスペースなど、隠れ場所をいくつか確保し、出てこない時はそっとしておくこと。
新しい犬や動物を迎え入れた時も、隠れ場所となるスペースは重要です。また、野良犬や野良猫が来た時は、カーテンを引いたり、別の部屋で遊ばせるなど、注意がほかに向くよう働きかけましょう。
そのほか、猫は神経質できれい好きです。エサは決められた回数や量を守って与えること。何よりトイレが汚れていると、猫はストレスを感じてしまいます。掃除は毎日欠かさず行うことを心がけてください。すべてのストレスを取り去るのは難しいかもしれませんが、猫のサインに早めに気づいて、一つひとつ対処することでストレスも軽減されるはずです。それでも改善されなければ動物病院を受診して、獣医師の指示を仰ぎましょう。
ストレスサインは、ストレスを解消しようとする行為でもあります。猫自身も何とかストレスを減らそうとしているのですね。
その努力に応えるためにも、できるだけ原因を取り除いてあげたいものです。
それができない時は、猫が好むオモチャや爪とぎグッズを買いそろえたり、遊んでほしがる時にはたっぷりとかまってあげたり、ストレスを発散できる環境をつくるのも効果的な方法といえます。
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