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飼うのも愛情、飼わないのも愛情…?🐶🐱

こんにちは、湖南市のペットシッターまほろの加藤です🤗

今回はペットを飼っておられる方だけでなく、飼おうか迷っている方にも読んでいただけたらな、と思い、ペットを飼う前に絶対チェックしてもらいたい7項目をお伝えします。

もうペットを家族に迎えられている方も、再度チェックしてみてください🤔

目次

ペットのお世話に時間をかけられるか

特に飼ったペットが子どものうちは、何かと手がかかります。
食事や掃除など、日々それなりの時間を要します。
慣れるまでは慌しく感じることもあるでしょう。
どんなに忙しくてもペットに対して時間を作ることはペットを飼うにあたって絶対に必要なことです。

お休みの日にいっぱい構ってあげるから、も悪いとは言いません。しかし、仕事で疲れて帰ってきたあと家の扉を開けると、
床にトイレの粗相が…
ゴミ箱の中のゴミが大散乱…
クッションが破れて部屋中羽だらけ…
なんて状況もあり得ます(すべて経験しました😭)

疲れていても、お世話をしなければいけない状況だって簡単に作られてしまうのです。
そのため、自分のことをやるだけで精一杯という状況では、ペットと暮らすのは難しいと思います。

自分の体力に問題はないか

ペットの種類や大きさにもよりますが、とくに子犬、子猫、活発な犬、大型犬を扱うには、より体力も必要になります。
何より、自分自身が健康であることが大事。少々健康に問題があっても、ペットをお世話するだけの体力は必要です。
例えば犬ですと、ご飯のお世話、トイレのお世話に加え、必ず1日に数回の散歩が必要になってきます。
『晴れた日の休日に愛犬とお散歩♪』
とっても素敵ですね。
ですが、
雨の日も運動は必要ですし、飼い主さんが仕事で忙しくて残業になっても早めに出勤しないといけなくなっても、お散歩は必要です。。
仕事や日々の生活で疲れきっていて、とても体力がもたないという状況であるなら、ペットの世話は難しいと言わざるを得ません。

ペットの飼育に必要な費用を確保できるか

ペットを飼うにあたり、まったく費用をかけないというのは不可能です。その出費が可能かどうか、自分の経済状況から考えなければなりません。

アニコム損害保険株式会社がアニコム損保のペット保険契約者5,000名以上から得られた回答をもとに2019年の1年間にペットにかけた年間支出費用が発表されました。

犬(@5.2歳の年間支出)…30万
猫(@4.8歳の年間支出)…15万
うさぎ(@2.3歳の年間支出)…9万
鳥(@1.6歳の年間支出)…4万
フェレット(@1.8歳の年間支出)…7万
ハムスター(@0.8歳の年間支出)…2万
ハリネズミ(@0.9歳の年間支出)…5万

こちらの費用はあくまで平均値で、大きな怪我や病気などになればもっと大きな出費となる可能性もありますし、高齢なると、また別の費用が増えます。

ペットに必要なスペースが確保できるか

室内飼育をする場合、仕事などで家を留守にするあいだはケージの中でペットを過ごさせることが多いと思います。また、ケージでの飼育が一般的なペットもいます。

その場合…
小型犬であれば少なくとも畳半畳~1畳分程度
大型犬であれば畳2~3畳分程度
猫であれば、広さより上下運動のできる高さ
小動物であれば温度管理のできるスペース
が必要となってきます。

部屋の中にそれだけのスペースを確保できるかどうかを確認しましょう。

また、ほとんどのペットは暑さと湿気に弱いものです。寒さに弱い小動物も含め、人と違って自分にとって不快、そして命の危険が迫っている温度であっても声に出して助けを求めることはできません。
居心地の良い場所に居場所を作ってあげることも飼い主がやらなくてはいけない大切なことです。
ペットが落ち着くことができ、通気もよく、かつ動き回るのに支障のない程度のスペースを確保できる場所が作れるか考えてみてください。

ペットと暮らせる生活環境にあるか

集合住宅や貸し家に住んでいた場合、ペットが禁止されているにも関わらずペットを飼育すると、トラブルのもとになります。なかには罰金を支払う、ペットを手放す、家を退去するようなケースもあります。

規約の存在する住宅に住んでいる場合には、ペット飼育が可能かどうか、また、可能な場合でも飼育頭数や種類、大きさなどが限定されていることがありますので、確認する必要があるでしょう。

自分の代わりに面倒を見てくれる人はいるか

自分自身が病気やケガで、ペットの面倒を見られなくなるという状況もあり得ます。そのような場合、家族や親戚、友達など、自分に代わってペットの面倒を見てくれそうな人がいるかどうかはとても大事です。

一人暮らしの場合には、折を見てそうした信頼できる相手を探して、お願いしておく必要があります。

とても悲しい現状をお伝えしておくと、
1年間の犬の殺処分数、35535頭
飼い主の持ち込み数、3726頭
迷い犬、野犬等飼い主不明、31809頭
猫の殺処分数、56404頭
飼い主の持ち込み数、10450頭
迷い猫、ノラ猫等飼い主不明、45954頭
(環境省 統計資料「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」平成30年度より)

そして、この飼い主の持ち込み理由で最も多いのが
飼い主の病気(入院・死亡)です。

シニアになっても面倒を見切る自信があるか

ペットもやがては老いを迎えます。加齢が進むことで突然体調が変化することも少なくありません。
近年では医療が進み、ペットの寿命も延びてきたことで、介護生活となるケースも珍しくなくなってきました。シニアペットの介護には、ペットへの気配りと手間隙がかかります。

忙しい中、昼休みには一旦自宅に戻り、寝たきりの愛犬の面倒を見続けた人もいます。睡眠時間が3時間になっても、愛猫の介護を続けた人もいます。

ペットが介護状態となった場合には、生活もガラッと変わってしまいます。忙しい身であっても、ペットがいつかそういう日を迎えたならば、ちゃんと面倒を見てあげられるかどうか熟考する必要があるでしょう。

養犬ホーム、養猫ホーム等、高齢のペットを預かってくれる施設もありますが、『年老いて面倒か見切れなくなったら預ければいいや』などと安易に考えて欲しくはありません。それならば、最初からペットと暮らさないことです。

人間より寿命は短くとも、十何年生活を共にし、人生のパートナーとなったペットです。子どもの頃可愛さもさることながら、共に長い時間を一緒に過ごしたからこそ、シニアペットの可愛さは格別です。

シニア期、特に介護が必要となってからの時間は、ペットと過ごす最も濃密な時期になると私は考えています。どうしようもない理由で預けるしかない場合は仕方ありませんが、ペットが最期を迎えるまで共に過ごしてこそ、“ペットと暮らした”と言えるのではないでしょうか。

飼うことを諦めるのも愛情のひとつ

ペットを飼う前にチェックしてもらいたい7つの項目に、明らかに合格点が取れないのなら、飼われる動物がまず何より不幸になります。いわゆる飼い殺しです。
また、人間側は、手放せば不幸から逃げられたような気になれますが、動物たちには「死」を与えられることにもなりかねません。これが、ペットに待ち受ける残酷な「運命」です。
「買える」と「飼える」を勘違いしてはいけません。
不幸を増やさない勇気もまた命を守ります。
『飼わないことも愛情です。』

7つの項目が満点にならなかった方へ

ここまでペットを飼うにあたってデメリットに近いような内容をたくさん書きましたが、
ペットを飼うことには大賛成です‼️
ペットを飼うことで良いことがたーーーくさんあります‼️それをここで細かくお伝えするととんでもなく時間がかかってしまうので、省きますが、わたし自身、ペットを飼ったことで精神的に助けられたこと、成長できたことがたくさんあります。

ペットシッターというお仕事に出会えたのも、もちろんペットがいたおかげ😌

ペットを飼う前のチェック項目、全てが満点ではない方もいらっしゃるかもしれません。
そういう方のために、私はペットシッターを開業しました。
もちろんシッターがなんとかできる内容ばかりではありませんが、
●ペットを飼いたいけど残業もある
●ペットを飼いたいけど旅行が趣味
●万が一怪我や病気になった時が心配 等々
そういった理由でペットを飼うことに迷いがある方に、少しでも気軽に、手軽に、ペットシッターに頼ってもらいたい。そう思っています。

人間だって子育てが大変な時、必ず誰かに頼らないといけません。保育園、幼稚園、ベビーシッターだってあります。介護が必要になった時も、助けてくれる人や施設がありますよね。ペットも家族です。人と同じで、飼い主さんができないことは、しつけ教室でも、ペットシッターでも、ペットホテルでも、気軽に頼って良いと思います。

人もペットもお互いが幸せに過ごすために、少しでもお手伝いできれば、と思いますのでこれからもペットシッターまほろをよろしくお願いします😊😊


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