ワンちゃんの食器の正しい高さ🐕
こんにちは😃
湖南市のペットシッターまほろの加藤です。
今日はワンちゃんの食器の高さについてお伝えしていきます。
ワンちゃんの食器の高さはどうでしょうか?床に直接置かれてますか?それともフードボウルスタンドやテーブルの上に置かれてますか?
あまり気にしていない人もいるかもしれませんが、犬の食事時の姿勢は食欲はもちろん病気・トラブル予防のためにとても重要なことだとされています。
食器を低い位置に置くことのデメリットはこちらです。
目次
- ○ デメリット①喉の詰まりや吐き戻しに繋がる
- ○ デメリット②胃にガスが発生しやすくなり胃捻転を起こしてしまうことがある
- ○ デメリット③ヘルニアや腰痛、関節炎等を引き起こしやすい
- ○ デメリット④食欲自体が低下してしまうことがある。
- ○ デメリット⑤不衛生
- ○ 犬の食器台の選び方
デメリット①喉の詰まりや吐き戻しに繋がる
犬が低い位置にある食事を首を伸ばすようにして下を向いて食事をすると、喉の詰まりや吐き戻しの原因になることがあると考えられています。
特にシニアやパピーなど胃からの逆流を防ぐ括約筋の筋力が弱い場合は、下を向いて食べることで食事が逆流しやすくなるので気をつけてあげてください。
デメリット②胃にガスが発生しやすくなり胃捻転を起こしてしまうことがある
食器が低い位置にあると自然と前のめりの姿勢になりますが、そうすると胃腸の負担になるとも言われています。
特に大型犬は体高が高いため、食器を床に置いてしまうと高低差が大きくなり、食事をする時や水を飲む時に頑張って吸い込むように食べることになります。その際、一緒に余計な空気まで吸い込んでしまうと最悪、大型犬に多いとされる胃捻転の一因になってしまうようです。
デメリット③ヘルニアや腰痛、関節炎等を引き起こしやすい
ヘルニア、腰痛、関節炎をはじめとし、肢や股関節に疾患がある犬、または老衰によって脚や股関節が弱っている犬の場合は、食事を床に置くと都度姿勢を変えなければいけないため大変です。
既に炎症が起きている犬は痛みを伴うため、立位で姿勢を変えずに食事ができる環境が好ましいです。
デメリット④食欲自体が低下してしまうことがある。
食べづらい姿勢で食べたり、動く食器を追っかけながら食事をするのは大変難しく、食の細い子では途中で嫌になり食べるのをやめてしまう場合も…
適切な食器を選び適切な高さで食事を提供できれば食欲アップにもつながる可能性があります。適切な量を食べられないと子犬やシニアでは栄養不足になってしまう可能性がありますので、食事量はしっかり管理してください。
デメリット⑤不衛生
犬が水やドッグフードをはじめとした食事を飲み込むとき、犬の口からそれらがこぼれて床に落ちることがあります。
食器が床にある場合、犬が飲み込む際に顔を上に向けることから食事が必然的に床にこぼれやすい状況になり、床にこぼれた食事を犬は食べてしまいます。
そのため、食器台を利用すると顔を上げる必要がないので床を汚さずに済み、犬が不衛生な食事を摂らずに済みます。
水や食事がこぼれた場合、すぐに掃除しないとカビやバクテリア繁殖の原因となり、衛生的でないので食器台を準備すると便利です。
不衛生な状況で犬が生活すると、犬、そして人にも健康被害を及ぼす危険性もあるので注意しましょう。
犬の食器台の選び方
食事をするときに犬が立った状態で、首を少し下げた状態が犬にとって食べやすい姿勢ですので、食器台は犬の肩の高さを目安にすると良いでしょう。
また、画像のように犬の体高から10cm程度低い高さを測ってもOKです。正確に測りたい方は地面から犬の肩の位置までを測り、その高さから使用する食器の厚さをマイナスしましょう。
◆高さ調節できる食器台は長く使用できる
犬の食器台を選ぶ際は、長く使用するのであれば高さ調整ができるかどうかがポイントになります。
最近では、老犬介護に役立つ高さ調整や傾斜角度を調整できる食器台もあるので、長く使用するのであればこれらの調節機能がついているかも大切です。
犬の食器台は基本的に価格が高いので、長く使用できるものを選びましょう。
◆衛生管理がしやすいかを考える
基本的に食器台を使用すると床へのこぼれ落ちが減るので衛生的ですが、やはり完璧に食べものや水がこぼれないわけではありません。
万が一こぼれてしまった時に洗いやすい素材であるか、複雑な構成でないかもポイントです。
また、フードボウル付属の食器台の場合は、フードボウル自体が洗いやすい素材でできているかについても着目しましょう。
細菌の繁殖は犬の健康被害の原因となるので、衛生管理のしやすさはとても大切です。
◆フードボウルがしっかり固定される食器台かどうか
犬の食器台には、フードボウル付きのものとフードボウルなしのテーブル型のものがあります。
犬の多くがガツガツと食事をするので、出来ればフードボウルと食器台が一体型になっているものが理想です。
一体型でない場合は、しっかりとした滑り止めが付いているかを確認しましょう。
◆フードボウルが2個置ける食器台
食事のみならず水分補給の時にも食器台は有効活用できるので、フードボウルが2個置けるか、または2個付属している食器台か否かは食器台選びで大切です。
◆安定感がある食器台かどうか
犬の食事を快適にするために食器台を使うのに、安定感がなく犬が食べているときの小さな衝撃でずれてしまったり、グラグラ揺れてしまったりするようであれば、せっかく食器台を使用しているのに犬が食べにくい状態になってしまいます。
安定性に優れた食器台を選んであげましょう。一般的に重さのある食器台は安定感が強いのでおすすめですが、軽い素材の食器台の場合は、側面に滑り止めが付いているかも確認しましょう。
食事は毎日のことなのでしっかり工夫して食べさせてあげたいですね。
お読みくださりありがとうございました。
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